[読書] 頭のいい人が儲らない理由

著者はサムシンググッドなど複数の会社の社長を勤めた坂本桂一氏。
ビジネスを成功させる考え方について著者の視点から書かれたビジネス書です。

ざっくり言うとこの本のテーマは「考える力」です。単なる知識ではなく、知識を活用する知恵がいかに重要かを例として著者の体験を交えつつ述べています。特にゴールから逆算して考える思考法である仮説思考に重点を置いているように思います。

内容としてはそれほど目新しい内容でもないし、「考える力」とは何かということに関しては掘り下げて書かれておりませんので実際にその辺を詳しくしりたい、身につけたいという場合は「いま、すぐはじめる地頭力」の方が参考になります。
この本は坂本氏の経験や独特の言い回しが魅力なわけで、その辺を楽しむための本です。

印象に残ったところを。

本能的なふるまいというのは、大自然の中で生きる時には有効かもしれないが、人工的でルールのある社会においては、必ずしもそれが有利に働くとは限らない。むしろ、競争に勝つためには、あえて本能に逆らう選択をしなければならないことのほうが圧倒的に多いのである。

〜考える能力の差ということだ。
考える能力が低ければ、あるいは考える習慣のない人は、目の前の事実や現象をみたままだけしか伝えることができない。
一方、考える能力の高い人は、なぜその現象が起こったのかを分析的に考え、次はこうなるというイメージを創造的に考え、さらにそれを論理的に説明できるように考える。

まず必要なのは目指すべきゴールを設定すること、次が、どのようにゴールに到達すればいいかの仮説だ。その仮説のことを戦略というのだ。

#iwakin

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